Cinedog

フォレスト・ガンプ/一期一会のCinedogのレビュー・感想・評価

3.7
2024-3
舞台:🇺🇸アラバマ州 グリーンボウ(F)

"Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.
(人生はチョコレートの箱、開けてみるまで中身は分からない。)"

67回アカデミー賞で作品賞ほか6部門を受賞。ハンクスは前年の「フィラデルフィア」に続き2年連続で主演男優賞を受賞した

●あらすじ
知能指数が人よりも劣っていたが、母親に普通の子どもと同じように育てられたフォレスト・ガンプは、小学校で優しく美しい少女ジェニーと運命的な出会いを果たす。俊足を買われてアメフト選手として入学した大学ではスター選手として活躍。卒業後は軍隊に入り、ベトナム戦争で仲間を救って勲章をもらい、除隊後はエビ漁を始めて大成功を収める。しかし、幼い頃から思い続けているジェニーとは再会と別れを繰り返し……

"My name is Forrest, Forrest Gump"

アメリカの激動の時代(50's〜90's)をフォレスト・ガンプと共に走り抜ける追体験ムービー

知能指数は低いものの純粋無垢で実直、誰よりも優しいフォレストの行動に強く感銘を受けた

知能指数が低い(IQ75)とのことで会話が成り立たないほどの重症だと思っていたが、パッと見だと障害と分からないほど普通の人間(社会にいたらマヌケと呼ばれるレベル)で、フットボール部に俊足を買われて大学に推薦入学したり、軍でも卓球で驚くべき才能を見せるなどいわゆるサヴァン症候群である。
思ったより、というか普通にサクセスストーリー映画ではあるが、これはこれで面白かった

フォレストの幼馴染で想い人のジェニーが最後の最後までクソビッチとして映ってしまっていたのが玉に瑕だが、彼女の家庭環境や過去のトラウマを考えると真っ向から非難もしにくいよなぁと少しわだかまりが残る。

だが、そんなことはどうでもよく、何があっても彼女を一途に想い続けたフォレストは男の中の男だった、その事実だけで良いのだ

車で追いかけ回すのは普通にド畜生
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