久々に観ました。
ジェニー(ロビン・ライト)に対する一途さは脱帽ものです。要所要所で「放っておけばいいのに」と思いましたがフォレストは忘れない。忘れるどころか常に彼女の身を案じ、心の支えにしてきた。
アメリカの歴史を背景に彼が過ごしてきた日々は決して楽しいものばかりではなかった。体や知能のことで周りからは揶揄され、徴兵され死ぬような思いまでした。しかし、大好きなママ(サリー・フィールド)やダン隊長(ゲイリー・シニーズ)、そしてジェニーがいた。きっと彼らがいれば、そう思えば苦を苦とも感じないのだろう。それよりも仲間が生きていること、そして先にある何かを心待ちにするそのひたむきさが観るものを魅了するのではないだろうか。
欲しいものと必要なものはほんの僅かで。自分の生きたいように生きる。僕もそんな生き方をしてみたい。