編集長役のJ.Kシモンズの締めの言葉が良いですよね。
「キャビアの缶はあけるな」
という、キャラを裏切らない冷静な言葉には笑いました。
このサムライミ版は素晴らしいですが、その後のスパイダーマンシリーズに比べてユーモアの要素が若干足りないところは今現在観返してみて物足りないところではありますね。
なので、編集長は貴重なユーモア担当です。
スパイダーマンとなったピーターが「大いなる力には大いなる責任がともなう」よろしくヒーロー活動によって私生活を犠牲にすることを余儀なくされ色々上手くいかずにストレスでスランプに陥ったり、そんな中でまた新たな敵と闘ったりと面白かったですね。
劇中でピーターとM.Jとのすれ違い描写が毎回毎回全く同じ内容なので、2人のすれ違いが起こるたびに正直「またか、、」と思いましたが、この「またか、、」の積み重ねのうんざり感がすれ違いの本質でもあるような気もするのでそれはそれで正しい描写なのかもしれませんね。
Dr.オクトパスの、機械的な尖ったアームと中年おじさんの丸い身体の組み合わせがなんとも言えない特徴的な悪役キャラで良かったです。