前作に引き続きサム・ライミ監督シリーズ2作目を鑑賞!
ヒーロー活動のために自身の人生を犠牲にしなければならないピーターの葛藤を描いた今作だが、お金が無くて家賃すら払えない状態のピーターが、それでもスパイダーマンとして人々を助ける姿を観ると涙が込み上げてくる。
そしてその恩返しと言わんばかりに電車の乗客たちがピーターを助けるシーンは、全スパイダーマン映画の中でも屈指の名シーンで、本当に心が暖かくなる!もし自分が同じ電車に乗っててもピーターのことを助けに行きたいもんなー!(笑)
次に男を取っ替え引っ換えと言われそうなMJの行動についてだが、これぐらい本能的で図太くないとスパイダーマンのパートナーは務まらないんじゃないかな〜と個人的には納得してる!まあ振り回された周りの人たちは辛いだろうけど。(笑)
そしてやはり触れておきたいのが今作のヴィランであるDr.オクタビアス!同情すら出来ない完全なる悪のようなヴィランも魅力的だけど、こういう本当は善人なのに事情があってというキャラクターはやっぱり魅力的だわ!それ故にノーウェイホームは観て良かったと心から思う!
新聞社でDr.オクタビアスの名前をどうするか話し合うシーンで、Dr.ストレンジの名前が出てきたのも、ノーウェイホームとの繋がりを感じて、一人で盛り上がってしまった!こういうところが本当に粋だと思うわ!(笑)
さてここまで長くなってしまったが、今作は上述した以外にも見所が多く、個人的にはスパイダーマン映画の中でも特に好きな作品の1つ!コメディチックなエレベーターのシーンや最後の“やっつけてきて”は最高にクールだった!