EDDIE

スパイダーマン2のEDDIEのレビュー・感想・評価

スパイダーマン2(2004年製作の映画)
3.6
前作から話の盛り上がり方がスケールダウン。やはり魅力的なヴィランの存在は不可欠だと思わせられた一作。ただ遅刻はしちゃいかんと本作で教わりました。

まずは本作のヴィランとなるドクター・オクトパスことオットー・オクタビアス。演じるのはアルフレッド・モリーナですが、なんか自分の研究の失敗の腹いせに破壊の限りを尽くすって何とも自分勝手。そこは前作とさほど変わりはないのですが、グリーンゴブリンはかなり完成度高かったので、ややスケールダウンの印象。

対するスパイダーマンことピーター・パーカーはたびたび街を救ってきた大いなる力がうまく機能しなくなります。思うように糸が出せなくなるなど、今一度ヒーローとして戦い続けるかの葛藤を見せます。
ただ記憶に残る名シーンもありました。それが列車のシーンですね。オクタビアスとの戦いで列車を舞台としますが、その列車が暴走。多数の乗客がいながら、海にも飛び出しそうな列車を決死の思いで食い止めるスパイダーマンは、列車を止めた後力尽きます。そこで助けられた乗客たちがスパイダーマンを保護し、「まだ子どもじゃないか」と声を掛けながらも、最後は乗客のうち1人の子どもにスパイダーマスクを手渡される場面。メイおばさんから子どもたちのためにもヒーローが必要だという言葉がここで生きましたね。感動です。

MJに関しては苦言を呈したい。原作の再現度がいかほどかはわかりませんが、ピーターを振り回しすぎではないか?女心として好きな男を振り向かせたいというのはわかります。ただ彼氏も作り、パーカーの知る由もないところでは、自ら彼に濃厚なキスをかます。それでいてなんで舞台に来てくれないの?私は彼氏もできちゃったもんね。あなたが振り向いてくれないからとばかりにアピールが過ぎますよね。
で、肝心の結婚式の場面では、新郎やゲストを待ちぼうけにさせ、ドレス姿のままピーターのもとへ向かうなんて自分勝手にも程があります。
とにかくMJが鼻について作品に没入できなかったのが本作です。笑