Mao

ゴジラのMaoのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
3.9
ゴジラシリーズ第一作。志村喬さん出てる〜😭!!!この時点で感極まる。始まってから数分間は全くゴジラの姿が現れず、得体の知れない災害にただただ困惑する人々。映画古すぎてもしかして現物出てけぇへん??って心配になったレベル(笑)そして遂にゴジラが姿を現した時、模型すぎてワクワクした(笑)でも、しっかり怖い。なんかちっちゃい。ここからゴジラさん、どんどんデカくなっていくんやね。トリロバイトという虫によってゴジラの生態を明らかにさせていく展開、意外すぎてびっくりした、なんかすごい現実的。水爆の実験が産んだ落とし子…1954年に、ゴジラという怪獣を使って核兵器反対のテーマを打ち出したの凄いなぁ。。ゴジラが来る時のダーーー↑ダーー→ダー↓ダー↓ていう不穏なBGMこの頃からあったんや…めっちゃ良い。意味のない議会を開いて何も対策が進まない政府、わ〜この時代からもう既に日本めっちゃディスられてる〜!!てなった(笑)てか!曲も何もかも、シンゴジラそのまんまなんやけど!庵野監督、めちゃくちゃ初代をリスペクトしてたんですね。後半はゴジラによって、昭和の街並みが破壊されていく。熱線によって焼き尽くされた日本、戦争を感じさせる。当時の技術じゃゴジラに勝てないんじゃないの!?て思っちゃうけど、なんか芹沢博士が超怖い兵器開発してて勝てた。勝てたけどめっちゃ悲しいラスト。水爆実験が行われる限りまたゴジラが現れるってセリフ、世の中に再度訴えてる感じがした。調べてみたらこの頃は終戦してから原爆に対しての恐怖だとか水爆実験への批判が高まっていた時期らしい。ゴジラ奥深すぎて誰かに解説してほしい…
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