4Kデジタルリマスター版で鑑賞。
これがゴジラの原点。
70年前の古典映画なのに今観ると一周回って新しい。
画像が白黒でもあり現代の映像技術よりも劣っているのは確かだが、それを埋めて余りあるストーリーの面白さ、反戦・反核の明確なメッセージの強さがある。
この映画は初見だったが、今思えば、「ゴジラ−1.0」や「シン・ゴジラ」やハリウッドのゴジラ映画のあのシーンやあの設定、音楽は1954年版のここのオマージュだったのか、と気付かされることが多くて、観ていてとても楽しかった。
世代的に知らない俳優の方が多いが、山根恭平(志村喬)、山根恵美子(河内桃子)、芹沢博士(平田昭彦)、婦人代議士(菅井きん)らが個人的には特に印象に残った。
また昭和20年代の東京や大戸島の描写も新鮮で興味深かった。
#SCゴジラ