なら

ゴジラのならのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
3.9
元祖なので、評価する・しないとかではなく、こういうものなんだなという古典を見る感じだ。

「せっかく長崎の原爆から命拾いした大切な身体だもの」「また疎開か」というセリフや破壊された街並み・負傷した人々の映像からも伺えるように、完全に太平洋戦争をゴジラでリライズした映画になっている。戦争を実体験してる人たちが作り観ているのだから、「そーいえばあの頃はこんなだったなー」というノスタルジーも含まれていたんだろう。

身を犠牲にしてまで達成させるという精神も日本軍の精神そのまま。こういう時代が僅か70年前にあったんだなぁ。
なら

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