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氷の接吻のhebのネタバレレビュー・内容・結末

氷の接吻(1999年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

導入はいかにも一級品の雰囲気を醸し出していて、これは本格サスペンスの匂いがするぞと背筋を伸ばして挑んだのですが…。
行く先々で関わった男を手にかけていく彼女と、それを密かに追いながら見守る主人公という構図が延々と続く起伏のない展開はかなり退屈でした。
まず気になるのは彼女の行動の動機や主人公が彼女に固執する理由です。父親を失った彼女と娘を失った主人公みたいな語りからなんとなく想像するしかありませんが、それでもなかなか腹落ちし難い。
彼女が犯した殺人が実際は全部主人公のやった事でした、くらいのオチを想像していた自分がなんだか恥ずかしくなってしまいました。
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