氷の接吻の作品情報・感想・評価

「氷の接吻」に投稿された感想・評価

起承転結がかなりあやしいムード重視のサスペンス。
本来なら穴だらけのストーリーに閉口してしまうところだが、とにかく全てをオブラートに包んだかのような作風はハマる人はいるはず。
私はもう少し集中できる劇場で観ておけば良かったと後悔。
実は全米で初登場1位なんだよね本作。今考えると凄い。
ロアー

ロアーの感想・評価

2.8
ユアン祭23作目✨
アイを演じるユアン、謎の女を演じるアシュレイ・ジャッド、どちらかのファンで最初からストーリー期待せずに観たとしても結局何なのこれ?と消化不良起こす類の作品です💦あの「プリシラ 」の監督&脚本の方なのにどうしてこうなった?😂

女性がミステリアスで魅力的に描かれてるようで実は薄っぺらいこの感じ、原作者絶対男だよなって思ったらやっぱりだった😅ほろ苦くしっとりとした大人のハードボイルドなスパイ小説の雰囲気を出したかった感じは観てとれるものの、それが逆にちょっと白けさせちゃう💦

主人公のアイは、諜報部員と言っても自主的に盗撮と尾行してるだけなので完全にストーカー案件です😂部屋に彼女の好きな煙草とかお酒とか同じの揃えまくってるの怖い‼️
ユアンという害のなさそうなキャスティングのお陰ででキモい映画にはなってないけど、これ、ホントは原作では彼女の父親と言ってもおかしくないようなもうちょっと年配の主人公なんじゃないの?と疑ってしまう。父に捨てられた娘と、娘を失った父っていう設定があるので、それなら分かる。尾行してる割には派手すぎる真っ赤なダウンジャケット着てるのも「メリークリスマス、パパ」って言って人を殺す彼女に対し、サンタクロース=パパのメタファーじゃないかと無理矢理好解釈できるし。そんな完全にプラトニックな父性愛なら理解できるのに、それにしてはバスタブのシーンに性的な雰囲気漂ってて結局何なんだよ〜‼️ラストも何なんだよ〜‼️何なんだよ〜‼️

本気で年配の配役したら小説と違って心理描写で補完できない分、娘くらいの年頃の女をストーキングする男のキモ映画になる。若いキャスティングにしたらキモさは薄れるものの、プラトニックさも薄れてしまう、原作読んでないくせに、そんなちぐはぐさが生んだ悲劇のもやっと作品じゃないかと思います😂

そんな今作、最大の見どころは諜報部のサポート役のヒラリーに「お願い」って助けを求めるユアンのパピーアイです🤣あんな目で見られたら、そりゃ「その顔に弱いの」ってなりますよ。迷い犬って言われてたり、ラッキーって犬みたいなあだ名で呼ばれてたり、サポート部の女性陣にはかわいがられてそうだな、アイ😂

ユアンが出てるから満点と思ったら、
そうは問屋が卸さない。

『ボディ・ダブル』や『裏窓』的な、
好きな女を覗きまくるってのは分かる。
いや、分かっちゃいけないけど。

特段、変態性が描かれるわけでもないので
ここがもう肩透かし。

彼は、追い続ける女に何を求めてたんだろう。
何を得てどんな満足感を得たいのか不明瞭。
アシュレイが妻に似てたのかな。
妻と子供が目の前から消えたってのはあるが、
それで幻覚って米国人ってマジか…と思う。
っていうか幻覚見えるヤツに運転させるな。

あと、ラストのシーン。
それで終わるんかいと嘆いてしまった。
車に横付けして手を繋いだら気を許すって
お前は恋愛体質型人間なのか。
見た感じメンヘラに近いけどな。

関係を持った男達を殺しまくるのが
『氷の微笑』に似てるから悪戯に、
『氷の接吻』って命名したんだろうが、違う。

後半の旅感はやっぱ『プリシラ』の
監督だからなのか、描かれていた。

期待して全裸で観ると、秒で就寝する作品。
まなみ

まなみの感想・評価

3.0
ユアン・マクレガーの顔がとにかくめちゃくちゃ良く、平凡設定?嘘だろ?という気持ちでした。いや同僚たちにワンコ扱いされて、仕事のパートナーのお姉さまに甘えまくって許されるくらいの顔の良さ、平凡ではない!

ストーリーはこういう意図なんだろうな〜と意味はわかるけど理解しようとさせてしまう時点でどうなん、という思いありけりでした。シーンレベルでは好きなところたくさんあるんですよ。

女の最初の殺しの後、博物館、壁越しのシーンや、車で殺すとことか、鳩だらけの部屋で寝てるとこもいいし、ヒロインと仕事後に話すとこもいい。なのに繋がって生きてこない感じがなんとも…。

BGMの入れ方がくどかったり、後半のメロドラマに突き進む感もちょっと笑っちゃったな。ラストシーンからのエンディングの入り方からは、昼ドラ的な趣を感じるほどでした。特典のアナザーエンディングのほうがその感じがもっと強かったので公開版はまだ…ましかな…。

めちゃ色々言ってしまいましたが嫌いじゃないんですよね。シーンレベルだと好きなのとユアンのビジュアルにより時々見返すんじゃないかなぁという気がしてます。
なんて言うか。
やっぱ人間、見た目が100パーだなって。
それを実感する映画だね。

この作品は美しいジャッドと可愛いユアンだから観てられるっていうか、成立してるんだよね。

こんなの普通のルックスの男女でやられたら腹立って気持ち悪くて観るに堪えないもん。

主役の男女はどっちもイカれてます。

自分のトラウマに突き動かされて知り合う男達を次々に殺害していく連続殺人犯な女がジャッド。

幻覚で見えてる自分の娘と会話しながらジャッドに恋して付きまとう情報部員のユアン。

完全に精神に異常をきたしてる2人。
それを何だかアンニュイな感じに描いてるけど、いや描いてるつもりなのかもしれんけど、かなりキモい。
2人の行動がそれぞれよく理解出来ない。
その理由でなぜその行動なの?
いや、何してんの?好きだからってそうなるか?
ホント、分からない...
理解も共感も出来ないから、何もグッと来ない。

ジャッドのクルクル替わる変装と、ぷっくりホッペが可愛い。
ユアンの綺麗な男前が目に心地いい。
そんな映画でした。
トト

トトの感想・評価

-
@TBSオンデマンド

(DVDのクレジット)
字幕 戸田奈津子
吹替 今井朗子
モウ

モウの感想・評価

3.0
つ、ついに!って時に悲劇が起きるのね〜、なんか上品で大人だな〜って感じの作品でした。
常軌を逸した男の迎える結末は…ということだけ?のためのエンディング?ってことしか。
tristana

tristanaの感想・評価

3.5
およそ信じられないレベルの演出なのだが、話がいいのと主演の二人+ビジョルドで持ち堪えている。
タケオ

タケオの感想・評価

3.4
狙撃用ライフルを改良した高性能マイク付きカメラで調査対象を監視する英国諜報員の"アイ"は、ある日 上司の息子が熱をあげている謎の美女の監視を頼まれる。

蒸発した娘の幻覚に襲われながらもなんとか仕事をこなしていく''アイ"だったが、なんと謎の美女が突然上司の息子を刺殺してしまう。彼女は自分に言い寄る男を次々と殺害していくシリアル•キラーだったのだ。

しかし、そんな彼女に魅せられてしまった"アイ"は各地を転々としながら凶行を繰り返す彼女をひたすらに見守り続け、遂には一線を踏み越えていく•••。

幸福や平和なんてものとは無縁の孤独な男女が繰り広げる倒錯系ラブ•ストーリーだが、正直一歩間違えれば薄気味悪いB級作品になりかねないような代物。

主人公"アイ"の行動なんてストーカー以外何者でもない狂気染みた行動だ。しかし、ユアン•マクレガーの少年のように純粋な眼はそんな彼の行為をあたかも"純愛"であるかのように錯覚させてしまう。

また、謎の美女ジョアナを演じたアシュレイ•ジャッドの妖しい色気も"アイ"がストーカーと化していく展開に強い説得力を持たせている。

そしてなによりも、ブライアン•デ•パルマ並みにヒッチコックへの多大なリスペクトに溢れた演出の数々も実に微笑ましい笑笑

まぁ何度も観たい作品かといわれるとそうではないが、叶わぬ愛への焦がれるような狂気がこれほどまでに美しく描かれた作品は他にはないだろう。
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