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カリスマのmasayaのレビュー・感想・評価

カリスマ(1999年製作の映画)
3.0
【第4回 chi-masa鑑賞会】

黒沢清監督、役所広司主演による不思議ドラマ。
大杉漣さんに会いに行こう。

この木なんの木♪気になる木♪
名前も知らない♪木ですから♪
名前も知らない♪木になるでしょう ♪

えっと、コホン(真面目にやれ)

神秘的な森を舞台に刑事の藪池(役所広司)が"共存・共生"や"自然の摂理"といったテーマのもと、『カリスマ』と呼ばれる木を巡る争いに巻き込まれていく。

不穏で陰鬱な雰囲気の中、登場する人物がことごとく絶妙に狂っていてとても気持ち悪いw

ヒトコワvsヒトコワvsヒトコワ
o(`・ω・´)○ファイッ!

残念だったのは、"大きな木"が特撮戦隊モノに出てくるようなチープなものだったことw
あれで完全に夢から覚めてしまったwww

"カリスマ"に導かれた"世界の法則"がどんなものなのかを、観たものそれぞれの解釈で想い描く事が出来る。

意図するところは何となく解るのだが、メタファーに溢れているし、解釈の難しい不自然なカットや長回しも多く、物語の本質を紐解くのは困難で、評価の分かれる作品だろう。
それほど難しくないテーマをわざわざ難解に描いているようにも見える…

結論を万能キノコに頼らなかったところは良かった。
考察好きのシネフィルに愛される作品だろう。

💞ちぃちゃん💗ありがとう💞
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