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ネコのミヌースのchiyoのレビュー・感想・評価

ネコのミヌース(2001年製作の映画)
4.0
2020/12/29
原作が児童文学なだけあって、ストーリーは分かりやすい勧善懲悪。が、様々なネコの表情が見られるだけで、ネコ好きには堪らない1本。そして、ネコから人間になったミヌースがとにかく可愛くて、グリーンを基調にしたファッションもすこぶるオシャレ。また、木から素早く降りる、魚に目がない等、ネコならではの資質に思わず笑ってしまう。その反面、街の人たちの仲が良い分、異端者は排除されるような雰囲気がちょっと怖い。せめて魚屋さんは、ティベの味方で居てほしかった。それにしても、子ネコを救出するシーンに、大丈夫だろうと思いつつもハラハラドキドキ。エンド・クレジットではその後が描かれ、幸せそうなミヌースとティベが微笑ましい。ネコ好きにつき0.5点加算、原作も読んでみたい。
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