リンゴ

塔の上のラプンツェルのリンゴのネタバレレビュー・内容・結末

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

DVD買って100回ほど観た。飛行機の中で何回も再生する程観た。

とても良いお話。

ラプンツェル16歳?にまでずっとあの塔で住んでたんだ。食事もトイレもあるから生活に困らなかったけど、退屈だと思う。陽に当たらないからか、かなり華奢だと思う。ビタミンD欠乏で骨が心配だ。髪に魔法が掛かってるから健康面ではそこら辺何とかなっていたのかな。最初、絵を描いたり、料理したり、編み物したりと、出来る事は沢山あるけど、それにしても約16年も毎日毎日そんなことしてたのか。外の世界を知らないから、それが普通だとは思ってたと思うけど…外を見れば行ってみたいなと勿論思うよね。与えられる本とか、ニセカーチャンによって検閲入ってたと思うけど、そうは言ってもめんどくさがってちゃんと調べてなさそう。すると、普通に王宮での生活の本とか、町の話とか、普通の生活の話など本から知ってそうだよね。あそこから出られないのは苦しそうだ。

ニセカーチャンの事を本当の母親だと思って育ったから、ラプンツェルが真実を知ったら、心の切り替えが大変そう、特にあの年頃の子には。本編では、アンタ私を騙してたのね‼︎と、ニセカーチャンをスッパリ断絶を宣言してたけど、しかし最後ニセカーチャンが落ちる時、あっと、手を差し伸べてるので、ラプンツェルにとってニセカーチャンに対する感情はとても複雑だと思う。幾ら見当違いな嫌味言われたり、自分を褒めてくれないカーチャンでも、本人にとってはカーチャンだから…。実家の城に帰って本当の両親と再会したので、これから新しい環境で本当の家族の関係を築いていくと思うけど、ニセカーチャンの事はトラウマになりそうだな。夜思い出して、懐かしんだり、恨んだり、頭に来たりしそう。ニセカーチャンも、ただ生かしておくのではなく、母娘としての関係を偽ってたので、あの塔の中で一緒に食事したり、贈り物と言って本やら毛糸やらを与えてたと思うし、子供にしたら、お母さん、ありがとう!!ニコ!!って気持ちになると思うよ。そこら辺?悪役だから、ニセママにとっては、心が痛むというよりは、やはり、ちょろいのうシメシメ…と思ってたのだと思うけど。

ラプンツェルも結婚もしたし、学ぶこともあると思うけど、過去の悪い思い出…悪いのかな?に囚われず、健やかにあってほしいです。一応、姫だから、これからドーンと政治経済を学ばさせるのかな… ユージーンと結婚したから、次の王はユージーン?統治出来るのかな…。頑張ってほしいです。
リンゴ

リンゴ