このレビューはネタバレを含みます
ディズニーがかなりセクシャルな原作をどう料理するか興味あったのですが、そのセクシーさの処理もなかなか見事だったのではないでしゃうか。
私も『アナと雪の女王』よりこの作品の方が好きですね。
例え塔の中に閉じ込められても、料理に絵画、女の子はなんでも出来なきゃ! という説教くささは余計ですが、髪の毛を使ったアクションは見応えたっぷり。
ヒロインではなく、男性側の自己犠牲によって全てが補われる、というのもジョージ・マクドナルドの「かるいお姫さま」を思わせて味があります。
異常に長い髪という過剰な女性性を恋人のユージーン自らが断ち切るという図式も感動的。