ニシ

愛の渇きのニシのレビュー・感想・評価

愛の渇き(1967年製作の映画)
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中盤まで、これ自分理解できるかなとうまく掴めない予感がしたけれど、終わりに向けてピースがはまるように、あそこはそうかとスッキリするような気分。

主人公の肌の見せ方は白黒ならではでした。カラーで今現在の映像だったらあのエロさと艶めかしさはないんだと思う。

主人公の自分の中で完結してしまう感覚、人間らしいなと思いました。像が無くなった時に、勝手に三郎だと決めつけて理論を組み立てて自己完結してしまったシーン。など。

自分の範疇を超えた時に、ああやって実力行使してしまう暴力性、自分にはあれはないな。抱え込んで酒飲んでしまう。
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