マーベルヒーロー映画。
時系列で観賞中、5本目。
つい先日ウェス監督の新作を観て…(アイアンマン2まで観たから)そろそろMCUの次を観ようと、何気なく手に取った5本目が、偶然にもエドワード・ノートン繋がりとなってしまった。
それはさて置き
なんか色々と思うっていうか…ある意味、印象に残る作品だった。
冒頭、ハルクってキャラにとって100%重要な実験シーンを、よりにもよって何でOPと一緒にしたんだろ。
ガンマ線を使った実験だった事は劇中内で解ったけど、実験までの経緯だとか詳しい事が見えなくて。
OPが終わったあとに、ゆっくり実験を始めるじゃダメだったんだろうか。
あとヴィランに勝利した後。
ぶっちゃけ戦闘中は、パワー負けしてたけど見応えのあるシーンだっただけに、あの終わり方にモヤモヤが。
他の4作はトドメっていうか、ちゃんと成敗してて…。人殺しにさせたくないっていうヒロインの想い、その表れなのかも知らないけど。
気絶だけの終わりでは、絶対また脅威が。
脅威といえば
ヒロインの親父ロス将軍。この男…久しぶりに嫌な気持ちになった。常に自分本位でさ…ブルースが逃避行せざるを得ない理由ってコイツのせいじゃん。
実験の失敗が原因で、その場に居た娘が負傷(まぁ親父もだけど)その後、見舞いに来ていたブルースを突き放しておきながら、自分のキャリアに傷が付くとなった途端、追いかけ回して…。
挙げ句の果てには、軍の強化と称してハルク以上のバケモノを産み出した結果。被害の拡大が自分のせいと向けられるや否や、娘が側に居るにも関わらず、変貌した部下を始末しようとする。
この男こそが真のヴィランだよ。
こんなヤツに何故トニースタークは最後声をかけた?
逃避行中のブルースが、ブラジルのスラム街を駆け巡る「逃走劇」とか、ハルクへ変化後の暴れっぷりとか、見応えのあるアクションをモヤモヤに掻き消されて、プラマイゼロな気分。
とりあえず、一旦忘れて次は6本目マイティー・ソーを観ます!