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インクレディブル・ハルクのtoriten45のレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
3.1
アベンジャーズなどマーベル・コミックのヒーローをベースにした作品群MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第2弾。なんとなく目にしていたMCUって言葉をようやく理解した今日この頃。その対抗にあるDCEUも理解したばかり。MCUシリーズ前作が“アイアンマン誕生の巻”で今回は“超人ハルク潜伏中の巻”。

TVドラマ『超人ハルク』('77〜'82)はかすかに記憶していて、今ひとつ愛着の湧かないキャラクターだけど、通っていた学校で話題にはなっていました。普段は非力な男で、あるトリガーによって怪力モンスターに変身してしまう沸点低すぎアンチヒーロー。ハルクは見た目が怖いけど、フランケンシュタインのように本当は優しい心の持ち主。その彼がアニメ『妖怪人間ベム』('68〜'69)のように普通の人間になる(変身しない)ための旅を続けるって話がこのTVドラマ版。

映画版の本作は、哀愁より爆発的な怪力をクローズアップさせた感じ。物語が単純明快でわかりやすく、バトルのシーンは迫力に加えてスピード感が増し増しでユニバのライドに乗ったかのよう。

確か人気プロレスラーのハルク・ホーガンの名前はこのハルクが由来でしたよね。
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