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警視庁物語 七人の追跡者のtunicのレビュー・感想・評価

警視庁物語 七人の追跡者(1958年製作の映画)
5.0
捜査の基本は地道な聞き込み。やっとおなじみの感じになってきた。マネキン人形製造会社に外車のディーラー、奥さんが風呂敷包み抱えてやってくる質屋、セルロイドのおもちゃや造花の内職。様々な立場の人たちの生活の営みが、捜査の流れでちらり垣間見えるのがたまらない。下馬のガススタは別の作品でもちょいちょい出てくる印象。ラストは渋谷駅東口での大捕り物。パンテオンに五島プラネタリウム、東横のれん街。今はもうすべて跡形もなく消えた。
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