シリーズもので60分以下の短尺と、テレビドラマのプロトタイプ的併映用作品。
変死体が発見されているのに軍歌調の音楽が流れるタイトルロールから、捜査本部設置までの予定調和的進行は、まるで警察のプロバカ…
シリーズ第7作。特にフォーカスの当たる刑事はおらず捜査一課の刑事たちが協力して捜査にあたる完全な群像劇になっている。聞き込みのシーンでは玉電のデハ200形”ペコちゃん"の走行シーンが観られるほか、ラ…
>>続きを読む1958年公開のシリーズ第7作。クライマックスの渋谷パンテオン前で繰り広げられる犯人逮捕劇、ゲリラ撮影(たぶん)の臨場感、ワイドショットとクローズアップの対比を緻密なカット割りで繋いで緊張感を高める…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
シリーズ7作目。マンホールで女性の死体が発見される話。監督は「上野発五時三十五分」の村山新治、撮影も佐藤三郎と同じコンビ(今のところこのコンビが一番好み)。
中盤、堀雄二が女給さんの家を訪ねる場面…
捜査の基本は地道な聞き込み。やっとおなじみの感じになってきた。マネキン人形製造会社に外車のディーラー、奥さんが風呂敷包み抱えてやってくる質屋、セルロイドのおもちゃや造花の内職。様々な立場の人たちの生…
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