bvi

アンノウンのbviのネタバレレビュー・内容・結末

アンノウン(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

私どうやら以前にも観たことがあったようで、所々は見覚えがあったのですが、殆ど憶えていませんでした…。
起伏があまりなかったように感じたので、悪い言い方をすると、後に残らないストーリーだったんだなと思いました。

自分を証明する物が何もなく、また証明してくれる人物が誰もいない場合、私ならどうやって自分を証明するのだろうと考えながら観ました。

現実にも起こらなくはなさそうなストーリーのスリリングさにハラハラしますが、しんどくなるほどのものではありません。

個人的には、ジーンが立体駐車場から車を押し出すシーンの細かさが良い!
アクセルべた踏みのはずなのに、ジーンの車だけは止まれる展開なんだよね…と、情景を曖昧にされるような気がして残念に思った瞬間、『キュッ!』とブレーキの音が聞こえて、予想を超えた創りの徹底ぶりに感激でした。

また、ユルゲン…!終始素敵でした!!


余談です。映る殆どの車がベンツで、タクシーまでベンツなんだ…と、ぼんやり観ていたのですが、ベルリンが舞台のストーリー、あちらからすれば国産車ですものね、そりゃ走りまくってますよね(汗)
bvi

bvi