じっくりと、夫婦の始まりから喪失の悼みと心の苦しみ、そして再起の年月をカメラを通して見つめている感覚だった。
夫婦って共に過ごす時間も知らない時間もあって。人間同士、勝手だし上手くいかない事も何考えてるか分からない事もたくさんあって、一緒にいる意味なんか‥と思ったり。でも絶対的に味方でいてくれる人であり続ける事かなと思った。
絵を描くシーンも沢山あり印象的だった。作業に没頭する様がまた生きている感じがとても伝わってきて。
「生きることも技術」はお守りの言葉になる。
それにしても、次々と登場される俳優さんが名の知れた人ばかりで、その事に気を持っていかれそうになったり。それぞれに一瞬で空気を作るの、流石だなぁ。そして公判シーンも見物だった！色んな人間の、顔。
