●あらすじ
1993年。出版社勤務の几帳面な妻と靴修理屋から法定画家に転職した夫の話。
妻はお腹に子供を宿しており、幸せな未来が待ち受けているはずであった...。
●感想
ぐるり=人の身の回りで起こる様々な出来事
キャスト陣豪華すぎ。
ちょい役ですら名脇役のオンパレード。
地味にホラーシリーズ「トリハダ」の省庁とされる女優さん出てたの驚いたな。
キッチリな妻、優柔不断な夫。性格の不一致は問題に見えるが、結果凹凸のようにカバーし合って良き関係性になっている。
法定画家の実際を知れるの面白かった。
あんな人数いるんだね。裁判内容が幼児殺人系多くて、夫の心情が垣間見える。木村多江の号泣シーンなどのかけ合いがリアルで良かった。
気になった点は台詞の小ささ。聞き取れないから音量めちゃくちゃ上げた。ただ画面切り替わると音量でかくなってビックリする。
だから音量調整は非常にストレスだった。邦画のこういう点、なんなんだろね。
アシダカグモは益虫で殺さない派だから共感できる。
木村多江とリリーフランキー、そして名脇役たちの演技力でより良い作品になっている。