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ぐるりのこと。のtAeKoのネタバレレビュー・内容・結末

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

リリーフランキーと木村多江さんが2人でした約束の話をするとき。
リアルな夫婦のかんじが出ていた。演技に見えない自然さ。

加瀬亮さん。いつも、気付かされないからすごい。何者にもなれる。

ちょくちょく面白くて笑えるシーン。
味噌汁にツバ入れて、いつのむのかいつのむのか、、、

本屋で子供とぶつかるシーン。
子供はあれはえんぎ?だとしたらすごい。


被告人尋問のとき、被告人がすごい。ほんとに半在犯した人みたい、
あれだけのシーンで、感情や、前に起きたこと、まえにあったことなどが想像できた。


あんなふうに癇癪を起こしたとき、どうしたらいいんだろ。きっとわたしは放って置いちゃうけど、きっとあたってるってことは、わかってほしい。だしきめてほしい。


好きなシーン。
『お前はいろんなことが気になりすぎる。
考えてばっかりで、みんなにきらわれてもいいじゃん。好きな人にたくさん好きになってもらったら、そっちのほうがいいよ。』

『好きな人と、つうじあってるかわからない。
ちゃんと横にいてくれてるのに、わたしのためにいてくれてるかわかんない。
離れていくのがわかってるのに、どうしていいかわかんない。』

『考えすぎだって。考えたらわけわかんなくなるじゃん。大丈夫。』

『どうして、どうしてわたしと一緒にいるの?』

『好きだから。好きだから一緒にいたいと思ってるよ。ちゃんとせんでもいい。いっしょにおってくれ。』

『ちゃんとね、ちゃんとしたかったの。でも、ちゃんとできなくて。』

、、、お互い違う人間だから、きちんと話して自分の気持ちを言い合わないと理解できない。努力しないと、関係は保てない。

本当の夫婦見たい。いいなあとおもった。
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