派手な演出もドラマティックな展開もないけど、夫婦の強い絆が丁寧に描かれていた。
結婚生活には愛だけじゃなく、ところどころにある種の“諦め”も必要で、互いに許容し合う姿勢が大事なんだろうなと思った。
リリー・フランキーの、飄々としつつもしっかり相手を思って寄り添う感じが非常に良い。「皆に嫌われても良いじゃん。好きな人に沢山好きになってもらえば良いじゃん」ってのは素直に響いた。
一方でちょこちょこ挟まれるシュールなギャグも映えている。
ものすごく好きな映画。木村多江も好き。主題歌の「Peruna」も買ってしまった。
1年後くらいにまた観る。