この映画の8割くらいがマリアンヌフェイスフルがバイクに乗ってるシーンなんだけど、
その肝心のバイクライドのシーンに臨場感や迫力が全くない…笑
マリアンヌフェイスフルが乗りこなせないなら仕方ないのだろうけど、
「おおー!乗ってる!」というシーンは必ず顔がわからない遠景、
あとはハンドルと上半身だけ、顔だけ、足だけ、手だけ、後ろ姿、と画角がパターン化してて見応えがない
本当に乗ってるのごくわずかなんだろう
ただ、悪夢のシーンやセックスのシーンで挟まれる独特の画面やカット、カラーなんかはカルトムービーと言われるだけあって妙に癖になるというか、記憶に残る。
衝撃のラストと言われるシーンの、唐突で一瞬であっさりしてる感じも、良くはないのになんか癖になる感はある笑笑
マリアンヌフェイスフルのプロモーションビデオと言いたくなるくらいの感じだけど
あの時の彼女は輝いてて、裸にレザーのつなぎでバイクに乗る姿は唯一無二だから見た甲斐があった。