再鑑賞。
この映画のために製作されたジグソーの歌うテーマソングですが、日本ではプロレスラーのミル・マスカラスの登場テーマとして有名でしたね(笑)
香港とオーストラリアが初めて映画を合作した記念作でもあります。
ジミー・ウォングさんのちにゴールデン・ハーベストに移籍してからは名がしれましたけど、ショウ・ブラザーズ所属の頃は作品が日本に入って来なかった事もあって大アクションスターなのに日本では知る人ぞ知るというような感じだった思い出。
麻薬密売組織のボスに扮するのは１作で００７のボンド役から引退したジョージ・レーゼンビーさん。今思えば伝説的な２人の共演だったのだなぁとしみじみ。
若かりし頃のサモ・ハン・キンポーさんもチンピラ役でちょこっと出演。
ダーティーハリーと００７を意識した作品で猪突猛進な刑事やプレイボーイであったりなどそれらしい演出が随所に見られます。
今の若い人からみれば予定調和な格闘アクションと強引で都合が良すぎな展開は受け入れがたいかも知れません。
しかし、息が合ってないと出来ないダンスのようなカンフーアクションとＣＧ無しのアクションシーンは見るべき物があると思います。
武侠映画のイメージが強いジミー・ウォングさんの現代劇での立ち回りもなかなかカッコいい。個人的にいま観て新しい発見は音楽の一部分がファイナルファンタジーのプロローグに似てて驚きました。
雑魚敵の中にユン・ピョウさんとユン・ケイさんがいたり今から思うとやはり伝説的な作品なのだろうと思う。
昔の映画なのでカット割りと画質の粗さなどは仕方ないところ。
スタントマンを使わず火だるまシーンに臨んだジョージ・レーゼンビーさんの気合いは評価したいなぁと思いますね。
昔のアクション映画なので大味ですけど、なかなか楽しめた作品でした。
