ずっと見てみたかったけど怖気づいて見られなかった映画。
メンタルが元気な時に勢いで観る映画だった。
思い込みっていうのは怖いもので、一種の宗教みたいだと思った。
個人的には最後のカオスバトルより序盤の少しずつみんながおかしくなっていくくだりがすき。
看守側の変貌は中島みゆきの「争う人は正しさを説く 正しさ故の争いを説く」と言う歌詞を思い出した。
たしかに77番が大人しくしていたらあんなことにはならなかったのかな?とも少しだけ思ったけれど、それはそれで看守側の圧倒的な権力で囚人たちはもっと抑圧されたんじゃないだろうか?とも思う。
あの女の人のくだりの存在の必要性はわりと最後まで謎だった。見終わった今も謎。