青やぎ

ファニーゲームの青やぎのレビュー・感想・評価

ファニーゲーム(1997年製作の映画)
1.0
被害者家族がどうせ助かる、これ以上酷いことはされない、的な希望的観測で事態の深刻さを理解していないのが腹立つ。
悪化するたびに、過去を後悔して、行動するのが遅い。
最悪な展開になることを、避けることができるルートが複数あったにも関わらず、悉くバッドエンドへと向かうルートを選択する様は、苛立ちと共にむなしさというか、自分が情けなくなる感覚に陥って不快だった。
虚構と現実の話は難しくてちょっとついていけなかったけど、没入感がすごかったからストレスで疲れ果てた。
巻き戻しは面白かったけど、巻き戻しなんてせずに、銃を手に取らせないルートだけ描かれた方が現実味があってよかった(怖いから悪いけど)。
巻き戻しのおかげで映画であることを再認識できて、ちょっと疲れは回復した。
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