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しあわせの雨傘のWAKOのレビュー・感想・評価

しあわせの雨傘(2010年製作の映画)
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男女平等、女性解放的なメッセージが中心なんやけど、じっくり考えると、女性軽視してるのって…主人公の夫だけじゃないか?
もちろん彼だけが物語の中での最大の敵だからそういう描かれ方なんやろうけど。
労働員のおじさま達だって会合に女性が来たからといって無下にしないし。
娘のラストの決断のシーンは、案外男女平等の権利を女性自身が手放してる場合もあるのかも…と思わせられた。
秘書の彼女が強くなり解放されていく様がこの作品の中ではテーマを反映してるように見えて、こういうテーマを語るには社長夫人、社長令嬢よりも、労働者階級をメインに据える方が良いのでは、とも。
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