若大将オーウェン

十二人の怒れる男の若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
5.0
ドドドド名作で震えた

オッペンハイマーの影響元の一つと言われてるので多分10年以上ぶりぐらいに見たけど、めっちゃ面白い

冒頭に容疑者の少年の顔がアップになってるのとか完全に忘れてたけど、おそらく移民の子ですごく悲しそうな顔をしてるのがまず印象的

あとはラスト以外は部屋から出ずに進むのももちろんすごいけれど、回想とかイメージみたいなのを一切使ってないのもすごい

今なら電車越しに目撃したところとか画にはなると思うから挿入されると思うけどそれをしない

あとは最初は熱くて扇風機も回らないところから雨が降ってくるとかも良かった

最後も名前だけ聞いて、それじゃって帰っていき音楽が流れる素晴らしさ

伝説の教師のエピソードとか12人の優しい日本人とかパロディ作品(オマージュ?)あるけどそういうのもまた見てみたい気がした