私の備忘録

十二人の怒れる男の私の備忘録のネタバレレビュー・内容・結末

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

大がかりなセットや場面転換もなく、
殺人の嫌疑をかけられた少年の審議について、ひたすら十二人の陪審員の密室内議論だけで観るものを惹きつける不朽の名作。

「話し合いをしませんか」
様々な個性の陪審員を相手にしても
理路整然と粘り強く、疑わしきは罰せずの姿勢を崩さず、
穏やかな口調の中にも8番陪審員の揺るぎない正義感が刺さる一編。

ヘンリー・フォンダがとにかく良い演技してます!

エンディング、
容疑者の少年の判決は最後まで描かれないが、裁判所外の雨上がりの風景から察して晴れやかなものになったことと信じたい。

私は、日本語吹替版の方がより没入できました。
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