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十二人の怒れる男のsk2のネタバレレビュー・内容・結末

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

これぞ映画だと感じる作品!とても面白かったです!
白黒ながら全く古臭さを感じませんでした!

ほぼ12人がいる部屋というワンシチュエーションで進んでいきますが、個性豊かな男達のテンポの良い会話劇が続くので、観ていて飽きるどころかドンドン引き込まれていきます!

12人の陪審員のうち1人を除いては最初有罪を選択している中で、お話の流れ的には全員無罪にするんだろうなというのはわかりつつも、その一人一人が無罪に変えていく(変わっていく)様が三者三様でとても面白い!
時間の推理が進んでいくのも楽しい!

人間の他人に対する浅はかさと、その中にも光る希望を見出せる、そんな映画でした!

短いながらも壮絶な時間を過ごした12人ですが、陪審員が終わった後はみんな特に個人の詮索をすることもなく、散り散りに場を後にしていくのも、どこかすっきりとする終わり方でとても好きです!

こんな作品に出会えるのはとても嬉しい!
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