Mark

十二人の怒れる男のMarkのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.3
推理が鮮やかで本当に面白い。
真実がどうかはついぞ分からないが、スラムの少年に対する偏見の色眼鏡は誠実な建築家の男の手で徐々に取り払われ公判よりもよっぽど深く議論されていたと思う。
一つの部屋で十二人が意見をぶつけ合うだけの映画で会話劇のみだったが凄く引き込まれる内容だった。

自分にしては珍しく吹き替えで観たが、セリフや演技に違和感はなかった。むしろ会話に深く集中できてよかったまであるかもしれない。

脚本がすごいという話を最近よく耳にしていたが、改めて観てよかったと思う映画だった。
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