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十二人の怒れる男の運転のレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
5.0
12人と一部屋。スリリングな会話を手際良く効率的にハイスピードで90分。
ぬるま湯に浸かった傲慢な大人達のくだらん会話にげんなりする。この傲慢さを暴き立てているんだけど(犯人が子供であることが重要)、楽しめないくらいには普遍的で切実な問題。こんな大人しかいないもんな。諦めるのは簡単で、クソダルいを承知で傲慢な大衆に勝負を挑んだ"8番の男"に大きな敬意を表する。その8番も"勝っちゃってる"から話し合いできてないんだけど。この世に「有罪」などないということ。
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