さはら

十二人の怒れる男のさはらのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.6
面白映画。
密室劇。
ほぼ全員有罪の陪審員達をヘンリーフォンダがひっくり返していく話。
一人一人わかりやすく性格や主張があって展開も面白い。
程よく道徳的。
三谷幸喜がやりそうだと思ったらリメイク作品をもうすでにやってました。
すげぇや、、

作り手なら、よりわかりやすくしようとして実際の事件のシーンや回想シーンを入れてしまいたくなると思うけど、そういったものを一切入れないことによってより物語がシンプルになり集中しやすくなってると思う。
リアリティを欠くほど作り込み過ぎてない展開。
偏見おじさんや最後の1人の決断もとても良かった。
ヘンリーフォンダが最後ジイちゃんと自己紹介しあってお別れするのもなんかよかった。
しこり、悪役を残さない気持ち良い映画でした。
さはら

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