リノ・バンチュラの男臭さとブリジット・バルドーの貫禄さえあるお色気を堪能する作品です。
大まかなストーリーはあるものの、進み方がノンビリ散漫で何処へ向かうのかわからない不思議さがあるのが印象的です。
本編中何度も出てくる喧嘩シーン。本気で恨んだり憎んだりしてない明るくサッパリした殴り合いなんですが、“映画だからって、いくらなんでもこんなにケンカしないっしょ”…なんて思いながら観てました。
が、しかしオーストラリア人の知人から聞いた話を思い出したのです。余りに血の気が多すぎて殴り合いのケンカする事で気持ちを落ち着ける人達がいる事を…“なんじゃそりゃ”な話ですが、今作のケンカシーンはあながち間違いではないようですね。(ーー;)