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バルタザールどこへ行くのotomのレビュー・感想・評価

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)
4.4
滅び行くものと台頭するもの、尊厳と金、聖なるロバであり疫病神なロバとで様々な角度から異なる二面性で構築されている。闇堕ちするヴィアゼムスキーや悪がまかり通り金が支配する世の中。の、神の不在感を結構冷ややかに描写するブレッソン。モコモコまみれな受難の終極はパトラッシュとネロの天使降臨のやつみたいで少しホッとする。
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