ロベール・ブレッソンのキャリア中期の代表作。
人間が重ねる無自覚な罪をそれによって翻弄される一匹のロバの眼差しを通じて描いた物語です。
不良の能動的な悪事よりも、誘惑に負け流されるままに道を踏み外し…
前から見たかった映画。中々覚悟してみたけど、辛いね。辛い。バルタザール。あの瞳。全てを見てるね。どこに行っても、酷い仕打ちを受けて。救いようのないくらい徹底していて辛い。
身内含めてどうしようもない…
強い者が弱い者を利用するという社会的構造は、古来から現代に至るまで、ほとんど変わっていないように思う。
「平等な世界」や「差別のない社会」というのは、言葉の上では美しいけど、現実世界は「差」がある…
聖書に登場する賢者の名を与えられた一頭のロバ、バルタザール。子供たちの遊び相手として可愛がられていた平和な日々は去り、彼は飼い主を転々と変えながら、人間の傲慢、暴力、欲望、そして無償の愛に翻弄されて…
>>続きを読む2026年24本目
鑑賞日:4月6日
ブレッソンって中毒性がありませんか?たまに無性に観たくなる感じ。
初めて「白夜」を観た時は全然わからなかったのに、何だかんだで気づけば4作目。相変わらず抑圧さ…
私も人間なので、堕ちていく主達を見ていく中で、自分も同じ側にいると突きつけられる。
罪を持つ者と持たざるロバ。その眼差しが痛い。
余談。そしてこの系譜を追うと何度か逢う事になるであろう、アンヌ・ヴ…
https://x.com/tomomachi/status/2031955368642036132?s=46&t=CCjOADHxf9GvgXgX-95GfA
↑町山さんが投稿されていたので、…
狭いコミュニティが持つ閉塞感や、人間の潜在的な加害性が映像から伝わってくる。宗教だけでなく、科学技術や他人の善意を具現化した存在だと捉えると、誰しもがバルタザールを利用している側であるということを痛…
>>続きを読む