バルタザールどこへ行くの作品情報・感想・評価

バルタザールどこへ行く1964年製作の映画)

AU HASSARD BALTHAZAR

上映日:1970年05月02日

製作国:

上映時間:96分

ジャンル:

3.9

『バルタザールどこへ行く』に投稿された感想・評価

一昨日鑑賞。今追っている(?)ブレッソン監督の代表作。泣ける系の動物メロドラマかと思ったら、この監督特有の犯罪、人間の業をミニマリズムな手法で映した作品でした。元飼い主の少女が地元の金持ちのおじさん…

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4.5
このレビューはネタバレを含みます


気高く美しい映画。

ひとつだけ個人的に受け入れられない部分があって、それは動物に過度な神秘性を持たせようとしているところ。ロバは何を見たところで、何も思っちゃないと思う。実際、この映画に出てるロ…

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4.2

目に見える愛情が明らかに強引なものに移ろう虚しさ。
マリーに訪れる若さ故の欲情とその後悔は特別なものではないが、寧ろイノセントで、ジャックとの再会でようやく自分に目を向ける。

人間のクローズアップ…

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5.0

長編作品を13本撮ったロベール・ブレッソンが、原作をドストエフスキーに求めた3本のうちの1つ。成熟期の恋愛小説『白痴』をベースとしており、『白痴』の基本ラインは、主人公ムイシュキン公爵とロゴージンの…

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ロバが産まれ、死ぬまでを描いたブレッソン作品。優しさ、過酷、搾取など、人生の縮図をロバに託し、描いている。スコリモフスキー「EO/イーオー」は、本作から着想を得た(はっきり言って、リメイク)作品。
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【ロベール・ブレッソン】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」62位

【ロベール・ブレッソン】
英国映画協会「The 100 Greatest Films…

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動物とモンタージュ。というか、いかにひとつのカットとしては素材でしかないのに風呂、連なると立ち上がるものがあるのが不思議。
なんかブレッソンの映画、毎回時空間にやられて、全く話追えてないんだけど。
takeit
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対象をどうカメラに据えるかってとこが素晴らしすぎた
光の加減も綺麗
車がスリップするとこ含め、画面外オフの音をうまく使ってる印象
ドライヤーの『奇蹟』に出てきたみたいな髭面のおじさんが、瓶持ってカフ…

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凡人
3.7
手、手、手。美しいすぎる。人のちょっとした悪意やら傲慢やらがロバを殺した。

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