バルタザールどこへ行くの作品情報・感想・評価

バルタザールどこへ行く1964年製作の映画)

AU HASSARD BALTHAZAR

上映日:1970年05月02日

製作国:

上映時間:96分

ジャンル:

3.9

『バルタザールどこへ行く』に投稿された感想・評価

kazoo
4.0
一頭のロバ「バルタザール」の視点を通じて、人間社会の様々な側面を描いている。物語は、バルタザールが異なる人々の手に渡りながら経験する出来事を通じて、人間の善悪や感情を浮き彫りにする。

手のクロースアップが多用される。顔と切り離すことで人のエゴ(欲)しか残さないようなショットが見事に思えた。それはとりわけ最初のショットから最高だった。

ドアの開閉や水のイメージから繋ぐのも、他のさ…

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EOを見たのでこちらも。
馬ももちろん大好きですがなんですかね、ロバちゃんの魅力は計り知れないものがあります。
素人ロバとは思えない程の演技力!!
プーさんに出てくるイーヨーにも注目してみようと思い…

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暴力的で愚かな人間たちと、それを見つめるロバのバルタザール。
説明は極端に省かれ、話は淡々と進んでいく。難解な映画だった。

動物を人のように、人を物質のように(人も物質なのだが)撮影するブレッソンの真骨頂が味わえる一作。そこにはロングショットはなく、ただ物質の撮影を通じて状況が伝えられるだけだ。なのに、なんだろうこの「新…

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gakyna
4.2

冒頭、ロバと想いを通じさせる少女にオシラサマを起想しましたが、そんな超常的な力も働くべくもなく、ただただ悪い方に転がる現実に抗えもせずロバの瞳は観ていた。
キリスト教と神道、というか単一神教と多神教…

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よ
-
省略がエグい。観客の想像力をだいぶ信頼しているようだが、繋がりが10分後にようやく理解できるような流れもあった。
ニシ
5.0

マリーが家族とバルタザールの処遇をどうするかをやり取りした次のカットで男がバルタザールを使いパンの配達をしているというテキストでストーリーを物語るド級の省略があり、ドアを閉める手元の寄りとラジオのス…

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あ
-

このレビューはネタバレを含みます

途中寝て話分からんくなったけどずっと見てても分からんみたいだからいいや だけどブレッソン好きだな ロバ映画 マリー可哀想すぎない? 大量の羊に囲まれて死ぬラスト良い

映画館にて鑑賞。
初めて鑑賞するブレッソン監督作品。

ロバ「バルタザール」の視点から人間の罪深さを描いた作品。
フランス映画らしい言葉の少ない登場人物たちのせいもあってか、バルタザールの所有者がコ…

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