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ゴーストバスターズのnaoズfirmのレビュー・感想・評価

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)
3.5

ゴーストバスターズシリーズ第1作目🎬

ストーリーは超常現象や幽霊・霊体の研究を行っていた主人公率いる三人の冴えない科学者が幽霊退治に奔走する姿を描いた作品でした。今やハロウィンの定番コスプレになっている幽霊退治を行う会社「ゴーストバスターズ」です。今でこそCG映像が使われていますが、当時はまだまだVFXが使われています。マスコット的な存在のゴースト「スライマー」を始め、CGでは出せない味のある映像は作風にマッチしていて雰囲気作りとして際立たせていました。何より観てて楽しく、デザインが秀逸すぎるゴースト禁止マーク、タイトルを聞いただけで脳内にメロディが流れるレイ・パーカーJr.のテーマ曲と相まって映画好きなら観るべき作品です。ニューヨークを守るのは親愛なる隣人スパイダーマンだけでなく、ゴーストを見たら誰に電話する?ゴーストバスターズでしょ。そしてマシュマロマンです。ビルの屋上から移動する顔が見える巨大感、グギュウという足音、作風ともマッチしたデザイン、全てが堪らなく愛おしいです。ビルの間から姿を現すショットなどは素晴らしく印象的で怪獣映画にもひけをとりません。恐ろしいのに可愛いというアンバランスさがナイスです。絶体絶命というところで伏線として温めていたビーム交差でゴーザを倒し、意地悪役人ペックはマシュマロの滝にさらされ、バスターズもマシュマロまみれのなかベンクマンだけ綺麗なままと笑いも忘れてません。
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