だるま

嘆きのテレーズのだるまのレビュー・感想・評価

嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)
4.6
電車じゃなくてガケから落とされたら、日本の火曜サスペンスになるんだろうな笑。


まさに、嘆き。

悲しい人生が明るくなると思った矢先の暗転の暗転。。

自分がこの立場だったらどうしてるんだろう。逃げ場がないし、それでもちゃんと生きようとしているテレーゼがすごい。溜まったストレスが爆発して男の前で号泣するのも致し方ないし、あのシーンはすごい見入ってしまう。


個性あるキャラクターばかりなのと、とても技巧な脚本で今見てもとても面白い。

フィルマークスであまりレビュー数が少ないのがおかしいくらい、良作。
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