ハリ

デビルマンのハリのネタバレレビュー・内容・結末

デビルマン(2004年製作の映画)
1.1

このレビューはネタバレを含みます

「デビルマン」となり人間達を滅ぼそうとしているデーモン達との戦いを描く。

邦画史上最低との触れ込みを聞いて鑑賞。原作は読んで無いがどうやら大まかには原作通りらしい…が、それが逆に悪く作用してる感じ。

唐突なデビルマン化、突拍子も無い名前も分からない敵キャラの襲来、見せ場もほとんど無いバトルとデビルマンが何を行動理念としているのかも前半は分からなかった。

デーモンが滅ぼそうとした人間が、醜い争いの末人間同士で淘汰しあうという皮肉を描いているがそれも端折り過ぎてまともなストーリーになっていない。気がつけば皆居なくなりました、みたいな。

極めつけは主演の演技力。学芸会かな?
邦画では演技臭い演技や過剰演技をする役者も多々いるがそれらもちゃんと演技として成り立っているし、どんな大根演技といえど演技をしているのは分かる。ただ今作は演じてすら居ない。ストーリーが悪かろうが、演出が悪かろうが、脚本が悪かろうが演者が役者として機能していれば個人的好みは置いて映画として完成はされると思うがこの映画に至っては…。

これより酷い映画に出会えるとは思えないがあまりに酷すぎてネタにもなるので最低評価+0.1点
個人的評価:駄作
ハリ

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