開始数分そこそこで主演から発される一切感情の乗ってない「ああ…っああ…っあぁああぁぁぁーーーっ！！！！！！！」に一生分笑わされ、クオリティが酷かろうと笑えるならそれはそれでネタとしていいのではと思っていたのに20分くらいでそれにも飽きてしまいあとはただただ無為に時間を過ごすだけだったので苦痛だった。全編通してクオリティが低いならまだしもCGのシーンは普通に良い。なんでなんだよ。そこはCGもクオリティ低くあってくれよ。ちょいちょいボブ・サップとか冨永愛とかでこちらの気を引いてくるしコック帽被ってんのにロングヘアーそのまま垂らしっぱなしだったり狙ってるのか狙ってないのか微妙なラインの笑いを挟んできたりしてヤバい。ただでさえ少ないこちら側の語彙と感性を殺しにかかってくる。公開当時に劇場まで観に行った人びとのことを考えると本当に心苦しくなる。映画そのものが災厄である稀有な例を見た。
