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エンドア/魔空の妖精の一人旅のレビュー・感想・評価

エンドア/魔空の妖精(1985年製作の映画)
3.0
ケン・ウィート&ジム・ウィート監督作。

1984年にテレビ映画として制作された『イウォーク・アドベンチャー』の続編で、「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカスが引き続き製作総指揮を務め、監督は前作のジョン・コーティからウィート兄弟にバトンタッチされています。

SWの公式スピンオフシリーズ第2弾で、前作から半年後を舞台に、少女シンデルの新たな冒険と戦いが描かれます。初っ端に最愛の両親と兄を殺されるという前作の大団円を完全破壊する壮絶展開で幕開けする続編です。森林の衛星エンドアで先住民族のイウォーク族と暮らしていた少女シンデルが家族を殺した魔王テラクと魔女シャラルの悪の軍勢に立ち向かっていく姿を描いたアクションアドベンチャーで、今回は森の中で暮らしている人間の老人ノアとその同居人であるお猿のティークがシンデルの新たな仲間となります。高速移動を特技とする新キャラ:ティークの活躍が目覚ましく、目と目の距離が近いブサかわなビジュアルも癖になります。

いきなり家族を失った少女シンデルが前作にも登場したイウォーク族の相棒ウィケットに加えて、新コンビのノアおじさん&ティークらと力を合わせて邪悪な魔王の軍勢と壮絶な戦いを繰り広げていくSFアクションアドベンチャーで、小規模予算のテレビ映画ながらクライマックスの大激戦ではSWらしいスペクタクル展開で畳み掛けています。
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