このレビューはネタバレを含みます
冒頭の10分と終盤の冒険の書を見返すシーンで何回でも号泣できる。
特に終盤の部分は、妻がカールとの結婚生活が冒険のように楽しかったという意味なのかと思うと幸せな気持ちになるし、最後のページの次の冒険へという言葉によってカールがある意味過去に固執しすぎて捨てられなかった数々の遺品を捨てる(過去から立ち直る？)決心をする、という表現が本当に良い、新しい守るべき人を助けに家が浮かんで夫婦2人の椅子が二つ並んでいるのも感動した。
ラスト、じいさんのただの家だよっていう言葉も深いし、それが滝の横に着地して昔思い描いた通りになっているのも鳥肌立っちゃう。
それ以外はありえない要素ばかりで色々と思うことはあるが、老夫婦の愛情の部分が良すぎてそこだけ何回でも観ちゃいそう
