アキラナウェイ

カールじいさんの空飛ぶ家のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)
3.7
Disney+に毎月お布施しているんだから、ちゃんと元を取らないとネ。

主人公がお爺ちゃんっていうだけで敬遠していてごめんなさい。ハツラツさがなさそうなんだもん。

いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、今や78歳。最愛の妻は亡くなり、夢を叶えるには年を取り過ぎている。しかし彼は数千の風船を家に結び付け、空高く飛び立つことに成功。ひょんな事から彼の家に迷い込んだ8歳の少年ラッセルと共に、カールは冒険の旅へと旅立つ—— 。

色とりどりの風船が、
ぶわあぁぁぁぁぁっと
浮かび上がるシーンだけでも、
この作品を観る価値がある。

そして、登場キャラクターの中で誰が魅力的って、カールでもラッセルでもなくて。

ダグだ!!
(犬です)

そして、アルファだ!!
(犬です)

もう、この作品はワンコの可愛さでポイントアップよ。

先ずはダグの鈍感力ね。「アナと雪の女王」のオラフに通じるものがある。

そして、アルファのあのハイトーンヴォイスは、笑う以外にリアクションある?

カールの家が雲の中で雷雨に襲われるシーンは「天空の城ラピュタ」を参考にしているんだとか。そうそう。竜の巣だよ、あれは。

歳を重ねても旅に出る。
それを人は夢と呼ぶ。
家が丸ごと空を飛ぶ。
それを人は浪漫と呼ぶ。
旅に出る理由は亡き妻との約束。
それを人は愛と呼ぶ。

そして、カールじいさんの何やらとかいう邦題より、「UP」の原題の方が僕は好き。