マイ・エレメントで短編を観たついでに重い腰をあげ、本編を観る。以前序盤だけ観たことがあるのだけれど、もう悲しくて悲しくてたまらず、観るのは気が重かった。
永遠の愛、今世では私の中には見つけられそうになく、実在するものだと思うと膝から崩れ落ちそうになってしまう。
ところが悲しいのは序盤だけで、あとは基本的にカールじいさんの大冒険、というタイトルがしっくり来る。ボーイスカウトのラッセルのおかげで、人生の悲しみが大いに減少した。それにしてもカールじいさん、杖をついているが、後半の戦うシーンでは嘘だろ、というほど、体を張っている。
小さい頃に観て、という感想をちらほら見かけるので、おいおいどういうことだ、と思ったら14年も前の作品だった。ますますおいおいどういうことだ。