やかじょ

カールじいさんの空飛ぶ家のやかじょのレビュー・感想・評価

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)
3.3
マイ・エレメントで短編を観たついでに重い腰をあげ、本編を観る。以前序盤だけ観たことがあるのだけれど、もう悲しくて悲しくてたまらず、観るのは気が重かった。
永遠の愛、今世では私の中には見つけられそうになく、実在するものだと思うと膝から崩れ落ちそうになってしまう。

ところが悲しいのは序盤だけで、あとは基本的にカールじいさんの大冒険、というタイトルがしっくり来る。ボーイスカウトのラッセルのおかげで、人生の悲しみが大いに減少した。それにしてもカールじいさん、杖をついているが、後半の戦うシーンでは嘘だろ、というほど、体を張っている。

小さい頃に観て、という感想をちらほら見かけるので、おいおいどういうことだ、と思ったら14年も前の作品だった。ますますおいおいどういうことだ。