やかじょさんの映画レビュー・感想・評価

やかじょ

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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

2.7

泣ける恋愛映画かと思っていたら、想定外に特殊能力を持つ家系の話だった。大正時代くらいでビジュアルは観ていて楽しかった。シンデレラとハリポタを足して2で割ったような感じ。眼福な作品ではあった。

We Live in Time この時を生きて(2024年製作の映画)

4.3

私、アンドリュー・ガーフィールドの作品あんまり観たことなかったんだけど、とても可愛い。彼が演じるトビアスがパーティーでフローレンス・ピュー演じるアルムートを見つめるシーンあたりから半分くらいは泣いてた>>続きを読む

ラブ・イン・ザ・ビッグシティ(2024年製作の映画)

4.0

女性の戦いでもあるが、ポップなマイノリティの連帯の物語であった。女性とゲイが生きづらさを抱えるもお互いを理解し味方になり生きていく映画。これはかなり憧れの映画で、私はかねてより男性と性愛を交えないパー>>続きを読む

国宝(2025年製作の映画)

3.4

日本版『さらば、我が愛』だった。と思ったら監督がまさに参考にされていたそうで、やっぱりと思った。伝統芸能をやっていくことはもちろんすごいことだか、それを外から普通の役者が演じるのは魂を削るような感じだ>>続きを読む

バベル(2006年製作の映画)

3.6

ずっと音楽が気に入っていたけど、本編は観たことがなかった。バタフライ・エフェクトのように遠く離れた世界で繋がる出来事。面白かった。
大学生の頃、菊地凛子に似てると言われ続けたけど、そう言えば大人になっ
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サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

4.2

面白かった。MCUは単独作品は結構うーん、と思いながら観ているが、それゆえ集まってきたときの面白さが格別。アッセンブルする力が強い。まぁ、いつものことかもしれないけど、フローレンス・ピューが良いよねー>>続きを読む

追婚日記/結婚迷走記 GO LALA GO(2015年製作の映画)

2.8

この『結婚迷走記』ずっと前にクリップしていて、たぶん『あの頃、君を追いかけた』のミシェル・チェンが出てたからかな。かなりちょい役だった。でも先日観たばかりの『ハクション!』のアリエル・リン、『藍色夏恋>>続きを読む

推手(1991年製作の映画)

3.0

父親3部作の父親の俳優さんは同じ方が演じているのですね。その辺も話の雰囲気も小津映画っぽい。小津映画より劇的だけど、小品ながら味わい深い感じ。息子が台湾からアメリカに呼び寄せた父親の話。こんな作品撮っ>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

3.4

渋谷の映画はとにかく寝る。打率7割くらいじゃないか。Bunkamuraに限って言えば9〜10割かもしれない。なんでだ。そうして渋谷で映画を観るのが憂鬱になる。でも休前日に眺めるBunkamuraのライ>>続きを読む

ハクション!(2020年製作の映画)

3.2

もうすぐ台湾に行く、というタイミングで観た。これもギデンズ・コー脚本のクー・チェンドン主演。『あの頃、君を追いかけた』と『赤い糸』の間の作品という感じ。この頃から多様なジャンルを横断する作品を作ろうと>>続きを読む

片思い世界(2025年製作の映画)

3.3

思っていた設定と違ったし、ドンピシャな好みではなかったけど、良かった。孤独が人をホラーの幽霊にするというのがちょっと刺さった。

教皇選挙(2024年製作の映画)

3.8

この映画まだロングランでやってるんだね。
確かフランシスコ教皇がなくなる直前に観て、コンクラーベを取り巻く現在の状況があまりにも映画と近しくそのリアルさにびっくりした。
多様性を認めていてもどうしても
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白雪姫(2025年製作の映画)

2.5

ある程度は身構えて観たけれど、これを「白雪姫」としてやる意味は、と思った。この手法は逆にもう使い古された手法では?むしろこの時代にあえて王子様が迎えにくる展開がちょっと観たい。「口笛ふいて働こう」が良>>続きを読む

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

3.3

劇団四季で一度観ているんだけど、あまり記憶がない。歌も全然違った気がするが。グリンダのおバカで可愛いが際立っていた。グリンダがこれからどのように良い魔女になるのか。こういう作品観るともう全部トランプの>>続きを読む

Flow(2024年製作の映画)

3.4

こう言って良いのか分からないけど、何もない日の家のリビングで永遠に流していたいと思った。かつて人がいたと思われるところに暮らす猫。あるとき大洪水が起きて一体は水浸しになる。この水浸しのレベルがすごくて>>続きを読む

ドライブ・イン・マンハッタン(2023年製作の映画)

2.6

観たいとクリップしていたが、機会がなくもう観られないと思っていたけどたまたま観ることができた。やっぱり東京って良い。久しぶりに小さい箱で観た。最近は見やすさよりも隣に人がいたり前に気を散らす人がいない>>続きを読む

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.0

なんでこれがアカデミー賞なんだろうなと思った。性産業で働く女性がアメリカに遊びに来ているロシアの富豪の息子に見初められ結婚して別れさせられるまでの話。
富豪のボンボンがどうしようもなく、確かにお金に困
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ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いで(2024年製作の映画)

3.7

チャン・ゴンジェ監督の前作『ひと夏のファンタジア』が絶妙に刺さったので、新作を楽しみにしていたが、当時映画祭のインタビューでパク・クネ政権の文化的ブラックリストに載っているという話が印象的でより日本ア>>続きを読む

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年製作の映画)

3.3

ハルクの元カノって何の話だっけ?ってかハルクってどうなったっけ?ソーのラブ&サンダーかなんかでちょっと出ていたあと観た記憶がない。あとバッキーっていつ議員になったの?MCUは大体何観ても?が浮かんでい>>続きを読む

劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

3.0

レミゼのリバイバル上映との(個人的に)二本立てではレミゼは相変わらず感情を全部持って行かれるので、涙が乾かないうちに次のシアターへ走って孤独のグルメでほっこりして整った感じがする。
ドラマはたまに再放
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ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大筋すごく良い映画だったんだけど、何点かミスマッチに感じた点が。
音楽がところどころ何故かサスペンス調。無駄に緊張しちゃった。
2人がシェアしたという恋人の良かった点について盛り上がる話だけでもかなり
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(2025年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『perfect days』よろしく自己ケアできる老年男性の暮らし。子供はなく妻にも先立たれているが、時々教え子が来て、生活を助けてくれたり、彩りを与えてくれたりする。その前半の印象は本人の都合の良い>>続きを読む

ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.0

やりたいことは分かるけど、セリフや言い方が説教くさくて刺さらない。アメリカの民主党ってこんな感じなんだろなぁと思った。
ディズニーアニメだけは子供からの慣習で吹替、実写はいつも通り字幕で観る派なんだけ
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あの人が消えた(2024年製作の映画)

3.0

意外と面白かったのだけど、どうしてもこういうテレビ局資本みたいな邦画は映画館で観る気が起きない。

タグ(2018年製作の映画)

3.4

再生し始めてあれ?って思う。私なんで飛行機でかなりの高確率でこの人のコメディ引き当てちゃうんだろう。エド・ヘルムズ。名前が覚えられないので、決してキャストで選んでるわけじゃないのに。

でもそれで言う
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.0

あんまり好みではなかったけど、ナイトシャマランのホラーはちょっと斜め上を行くホラーで好きだ。と思ったら娘なんだ!

自分の意志ではなく入って出られないのって怖いよね。最後もどうなっちゃうか怖いけどさ。

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.1

この人の(とは言っても他のポアロはほとんど見たことないんだけど)ポアロシリーズは映像が美しいよね。
今回は全く知らない話だったし、急にホラーテイストでちょっとドキドキしながら観た。

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.1

年末年始に観た映画の中で1番面白かったかも。エログロがあるので、万人には勧められないが。日本統治下の韓国が舞台。先日の『セデック・バレ』に続き、また日本の残酷さを見なければならないのかと思っていたけど>>続きを読む

セデック・バレ 第二部 虹の橋(2011年製作の映画)

4.0

DVD2枚組4時間半の大作なので、腰を据えて観ることができて本当に良かった。
台湾の先住民セデック族は山の中で狩りをし、男は敵対する部族の首を狩ることで1人前の戦士として認められ、死後も祖先に迎え入れ
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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

4.0

観なくてはと思いつつ2部作なのでなかなか手が出せなかったけど、年末年始に思い切って借りた。
すごかった!観て良かった!
感想は2部作目に書く。

告白小説、その結末(2017年製作の映画)

2.9

順番前後したけど、こちらが2025年の初鑑賞。というか年末から年越ししてしまった。

さすがフランス映画ちょっと最後は放り出されてしまったけど、途中からあれelleって実在するのかなと思ったのでそうい
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

2.6

主従関係のある男2人の一種バディもの兼恋愛映画。
主人公は住み込み召使だけど、主人の方も良心があり、なかなかの武闘派。
インド映画って時に並外れた器の大きな人間出てくるよな。お国柄そういう人が実在する
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.0

2024年観てた。
オーウェン見たさ。
タイトルの色見ても分かる通りGoogleのインターンシップになぜか冴えないおじさん2人が紛れ込み奮闘する話。
Googleのプロモーション入ってるんだろうか?
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激流(1994年製作の映画)

3.4

今年どこかのタイミングで見た。
川下りに行く家族とケビン・ベーコンたち。
観るまで子供達のアドベンチャー系だと勝手に思っていたので、ちょっと想定外の展開。
なんとなくもっと映画が娯楽としてたくさん作ら
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モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.3

2024年映画館納め。
今年の年末年始はディズニー以外のメガ映画ないね。観るもの悩んじゃった。
やる気あるのか?

作品のジョークを聞く限り、西暦が始まる頃の話なんだな。モアナの島の人々は他の人間を見
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

2.9

ちょっとしたそんなに怖くないホラーが見たいと思って見始めたら、極々身内が亡くなって、リアルに怖くなりそうでしばらく寝かせてた。
ただ、ちょっとしたそんなに怖くないホラーという希望にはかなり叶っていた。
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