やかじょさんの映画レビュー・感想・評価

やかじょ

やかじょ

映画(599)
ドラマ(0)
アニメ(0)

エタニティ 永遠の花たちへ(2016年製作の映画)

3.3

分かった。トラン・アン・ユン監督の映画は味わうものじゃなくて、愛でるものだ。いつも内容には?に思うことがあるのだが、そんなことは関係ないくらいこれでもかという美しい邸宅・庭・そして子供たち。命を繋いで>>続きを読む

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

2.8

久しぶりのウディ・アレン映画ということで。私は彼の映画の中で『ミッド・ナイト・イン・パリ』が一等好きでそれに続くウディアレン映画を探しているんだけど、あれが傑作すぎて毎度肩を落とす。
今作はその映画に
>>続きを読む

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.8

2024年映画館初め。去年の東京国際映画祭から気になってて、すぐ上映終了しちゃうかなとも思ったけど、結構ロングランしてるので評判良いのかなぁと期待して観に行った。

トラン・アン・ユン監督の作品って、
>>続きを読む

ミス・シャンプー(2023年製作の映画)

3.2

年始早々、台湾映画がNetflixのトップ10に入ってるなんて縁起がいいぞ、と思った。
前作『月老』がすごく良かったので、高い期待値で鑑賞。
相変わらず、下ネタコメディと感動話のミックスの匙加減はすご
>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.8

都会をちょっと離れて、バカンスに来た家族。ピーチでゴロゴロしていたら、タンカーが砂浜に向かってくるところから始まる。次にネットが使えなくなる。真夜中に見知らぬ親子が訪ねてくる。

断片的に入ってくる不
>>続きを読む

赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

4.0

クラファンして観た。
台湾映画を日本に持ち込んでもらってありがたい。ありがたいが、この邦題とポスターはどうなのか?
原題の月老ではダメなのは分かるし、観客の裾野を広げたいのも分かるけど、なんでこうなっ
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.2

最近大概のディズニー作品観ると泣くんだが、これも例に漏れず。
第一次ディズニーブーム(幼少期)、第二次ディズニーブーム(中学生)を思い出し自分の人生もギュッと抱きしめたくなった。
過去に見た作品もまだ
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

今年観た邦画の中で1番良かった。
これは邦画とは言えないか?
ただ観る前に予定した通り満腹で観たら序盤で眠くなってしまった。私に限って言えば、眠くなる映画が退屈とは限らない。(なんか偉そう)

独身の
>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

ひたすら予告などで音楽を聞いていたので、やっと観たという感じだった。願う気持ちがいかに生きる気力かということを思い出させてくれるシンプルに良い映画だった。
福山雅治が福山雅治すぎてちょっと…だった。

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

4.0

ひっさしぶりに観た気がする王道ラブ・ストーリー。結局こういう映画はシンプルに毎度学びがあるし好き。

ドキュメンタリー女性映画監督が幼なじみのイスラム教徒の見合い結婚を撮る物語。見合い結婚というより(
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.2

ティモシー・シャラメが歌って踊る!?という感じで、キュートだったが、音楽はどうだろうか。なんとなく、レ・ミゼラブルの宿屋の歌(あれは売春宿だったか)みたいな雰囲気の歌があったな。街や百貨店はとにかく素>>続きを読む

お!バカんす家族(2015年製作の映画)

2.9

原題vacationだったから観ちゃったものの、この邦題だと知っていたら、絶対に手に取らなかった。でも見初めて主人公が『ハングオーバー』の人だと気づいてからはいはい、そういう感じねと観られた。

なん
>>続きを読む

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.4

本当に、微笑みかけてくるレイチェル・マクアダムスは魅力的!

自分の意思とは関係なくタイムトラベルしてしまう男の人が主人公なんだけど、服は持っていけなくて、トラベル先でまず服を探すところからスタートす
>>続きを読む

メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.2

最近になって分かったけど、ディズニーとピクサーの映画の見分け方はミュージカルシーンがあるかないかなんじゃないか?

今回観て初めてメリダがピクサーだと知った。だから、他のプリンセスと雰囲気違うのか。
>>続きを読む

トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.4

友達に誘われて観た。怖いらしい!という説明付きで。あんまり怖いのは見られない!と言ったら、そんなに怖くないよ、大丈夫だよ!と説得手法が変わった。
ドキュメンタリー風に作られたモキュメンタリーというのを
>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

いや〜、フランソワ・オゾンの作品で1番好きかも!
1930年代のパリ。街並みももちろんなんだけど、私が特に刺さったのは、普通のバケットサイズのサンドイッチを頬張りながら、映画館に女の子2人が行くシーン
>>続きを読む

魔術(2023年製作の映画)

3.3

初めてのチリ映画。
東京国際映画祭にも久しぶりに参戦。ドイツ人入植者が羊が大量死したことを発端に現地の使用人を殺し、その娘がその地に伝わる魔術を頼り復讐と能力の開発をする話。あらすじの説明が下手くそな
>>続きを読む

カーズ(2006年製作の映画)

3.4

ディズニー未履修&復習祭り。
カーズ自体がめっちゃ好きってわけじゃないけど、カリフォルニアのカーズランドはめっちゃ好き。というか、カーズそのまますぎてすごい。すごすぎてカーズのことが好きになる。
何も
>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.5

ディズニー未履修・復習祭り。
アメリカでミラベル人気だった。ショーに出てくると娘達を上回る大きな声でお父さんがミラベルー!!と叫んでたのが印象的。

何がアメリカ人をそんなに惹きつけるんでしょうね。ミ
>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.3

大学生の頃、可愛がってもらってた女性の先輩に勧められてた作品。10年以上経ってやって観ることが出来た。

ぶつかりおじさんに女の子達が復讐する映画。これを観てみんなでぶつかりおじさんに復讐をしよう!
>>続きを読む

イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

3.0

初めてのイエジー・スコリモフスキー。なんとなくヨーロッパの観るべき映画監督みたいなイメージなんだが合っているか?それは別のイエジーか?と思ったらこの監督俳優としてなんとアベンジャーズに出てるんだ。誰だ>>続きを読む

愛の神、エロス(2004年製作の映画)

2.8

ウォン・カーウァイ観たさに。テイスト的には花様年華に似ているが、やっぱり他の作品を観れば観るほど、『花様年華』の色気と清純さのバランス感がとても良い。
ただ長編は見てみたい。

他の作品も見たけれど、
>>続きを読む

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.2

ザ・ヨーロッパって感じの映画。こういう映画って余裕がある時にしか観られないので、観られると嬉しい。よく分からない、ということが苦じゃない。

観ながら、そういえば、キリスト、とかラザロ、とかパウロ、と
>>続きを読む

スティーヴとロブのグルメトリップ(2010年製作の映画)

3.3

歴史物のセリフで出発は必ず夜明けだなって順番にアレンジするシーンが面白かった。

映像で見てる分にはすごく好きだけど、このおじさんたちと一緒にご飯は食べたくないな笑
めちゃめちゃ面倒くさい。実際今回2
>>続きを読む

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.2

年の初めに引き続き、アメリカディズニー行くので、未履修の履修&復習祭り。これ確か映画館で観たんだよ。でもあんまり記憶がない。この10年本当にディズニーとは倦怠期というか惰性で付き合ってた感じがあって、>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.5

私の想像してたあらすじとかなり違った。
セレブのパーソナル・ショッパーをしてるクリスティンが勝手にセレブの服を着たりしたことがトラブルに巻き込まれるみたいな話だと思ってたんだけど、そもそもクリスティン
>>続きを読む

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.3

マイ・エレメントで短編を観たついでに重い腰をあげ、本編を観る。以前序盤だけ観たことがあるのだけれど、もう悲しくて悲しくてたまらず、観るのは気が重かった。
永遠の愛、今世では私の中には見つけられそうにな
>>続きを読む

カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.0

カールじいさんって本当に悲しい気持ちになる。永続的な愛もデートに誘われて黒髪に染める様子も。どうしてこんな悲しい気持ちになっちゃうんだろう。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.3

今年はディズニー映画を全部観ると決めている。ただ来年以降どこかで挫折しそうだな。

4大エレメントが暮らす街の話。
水エレメントはアメリカに入植してきたイギリス人だとすると、火はどこの人種なんだろう。
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

『風立ちぬ』を映画館で見損ねたので、『コクリコ坂』以来のジブリ映画。

君たちがどう生きるか問われた時、友達を作ることが大事みたいなそんな話で合ってる?

最近昭和の風景を見たい気持ちがあるので、
>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.7

カリフォルニアディズニーに行くし、オーウェン・ウィルソン出てるし絶対観たかったやつ。
10年前に同じアトラクションをモデルに映画化されたけれども、興行成績が振るわなかったのか、なんとなくなかったことに
>>続きを読む

若葉のころ(2015年製作の映画)

3.8

最近の台湾映画はホラーが熱いようだけど、ちょっと前の台湾映画の十八番は青春映画だったと思う。

お母さんの学生時代と現代の娘の学生生活のシーンが行き来する。
エンディングの映像が恐ろしく綺麗だった。全
>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.3

SNSで女性と出会った時の完璧な口説き方、みたいな紹介のされ方をしていて気になってたが、TSUTAYAで借りた途端、Netflixに来ていた。あるある。

なので、完璧なブラピが一瞬しか観ることができ
>>続きを読む

太陽の下の18才(1962年製作の映画)

3.0

バカンス映画は観ずにいられない。
数年前にカトリーヌ・スパーク特集を映画館でやっていて知ったけど、残念ながら劇場で観られなかった。

船での出会いもそうだけど、ホテルのダブルブッキングの描写がコントで
>>続きを読む

花様 たゆたう想い(2012年製作の映画)

2.5

『あの頃、君を追いかけた』のミシェル・チェンがあまりにも可愛いので、ほかの作品も観たい!と思っていたけど、前述作ほど手に入りやすい作品がなくて、ずっとクリップのままだったやつ。TSUTAYAで借りた。>>続きを読む

>|