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ある日どこかでのKEYのレビュー・感想・評価

ある日どこかで(1980年製作の映画)
4.2
これはSFとしてもラブストーリーとしても良作です。

まず最初にSF映画としてですが、主人公がタイムスリップします。そのタイムスリップの仕組みがなかなか面白い!この作品ではなんと自己催眠で昔へ戻るのです。
この設定のせいで彼の人生が変わってしまうと言っても過言でもない。これはラブストーリーだからこそ輝けた設定でしょうね。

そして、ラブストーリーとしてですがとにかく終わり方がすごい!!!まあこれもSF設定あってのストーリーなんですが、終わり方は正直後味が悪い気がします。ですが何故かそれがまたこの映画の味であって、良さになっているんです。
何度も見たくなる映画ですね。

またこの映画の本当に良いところは、SFとラブストーリーというジャンルが絶妙に絡み合っているということです。
SFとラブストーリーという組み合わせは、まああまり珍しくもありません。ですがこの作品は、どちらが抜けていても出来なかったストーリーなんです。

ジャンルの組み合わせは色々ありますが、その点ここまでよくできた作品は初めてかもしれません。
あと、主人公を演じる役者さんの演技も終盤のシーンとか特にやばかったです。

ラブストーリーやSF映画が好きな方は是非見て欲しい作品です。
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