Milly

ある日どこかでのMillyのレビュー・感想・評価

ある日どこかで(1980年製作の映画)
4.0
1972年、脚本家志望のリチャードの処女作上演後のパーティー会場に、成功を喜ぶ彼を会場の隅から見ている上品な老女がいた。彼女はリチャードに歩み寄り、「(私の所へ)帰ってきて」という不思議な言葉と共に懐中時計を手渡し去っていった。

それから数年後、たまたま宿泊したホテルの資料室である一枚の美しい舞台女優の写真を見て一目惚れする。
なんとその女優は、かつて懐中時計をくれた老女の若かりし頃であった。

時を超えるSFラブドラマ。
美しい音楽と情景。
純粋な恋心に、心が揺さぶられた。
まるでフェルメールの絵画のような、美しい作品。
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