このFilmarksにサムネ(というべきなのか？)として登録されている男はつらいよシリーズのポスターはほとんど寅さんとヒロインそきてさくらの顔写真がフィーチャーされているのだけどこの作品はさくらと汽車。このポスター同様(?)本作は少し異色とも言え、確かにヒロインとも言える花子を軸に展開するけども寅さんの思いは恋心というよりは親心というか見返りを求めない人情を描いているように思う。頭が薄いとか色々21世紀目線では違和感を感じる描写も多いがそれは表面的な表現であって本質的には寅さんもとらやのみなさんも他のヒロインたちに向けた優しくあたたかい眼差しは一緒。花子のキャラクターを踏まえて少し考えさせられる場面は多く一定の緊張感はあったように感じたが、、何も感じずに本当に平等に接しているのは寅さんなんだなぁと。
